【狛江 訪問介護】NPO法人フードバンク狛江さんのイベントに参加してきました
2022/10/29
「フードバンク活動でつながる狛江の団体交流会」に参加してまいりました。
昨年末より毎月継続して寄付を続けて参りましたので、参加させていただける運びとなりました。
皆様の活動に対する想いを聞いていると、ふと昔のことを思い出しました。
何を隠そう私も超絶貧困者でした。
時にはガスが止まり冬なのに水でシャワーを浴び、時には水道が止められてしまったり。
交通費もないので、ママチャリで品川から上野。上野から中野。中野から杉並。杉並から品川と訪問介護をやっていたなぁと。交通費もないくらいなので、食事は4本100円のバナナを1日1本ずつ食べたり、ちょっとリッチにブラックサンダーを食べたりして飢えを凌いでいました。
そんな私に手を差し伸べてくれたのは、当時の共同経営者です。
まずは家賃も払うのも苦しかったので、共同経営者が所有している会社の倉庫として活用しているマンションの一室に住まわせてもらいました。そして、今も担当させていただいている患者さんやそのご家族に仕事をいただきました。
貧困はさらなる貧困を呼び、一度負のスパイラルにはまると、自分だけの力で抜け出せるほどこの世の中は甘くはない。そして、社会も優しくない。
今は笑い話だけれども、こんなにお世話になっていた共同経営者の元をある日逃げ出し不義理をしてしまいました。人として最悪です。こういうのを恩を仇で返すと言うのです。
そして、今。
この当時の共同経営者が運営しているNPO団体に毎月寄付をしています。
毎月1度は食事をし、経営もプライベートなことも相談に乗ってもらえる関係に戻りました。
次は私の番。
まだまだ小さいけれど、手を差し伸べる存在であること。
ちょっと背伸びしたら何とかなりそうならば積極的にややりつづけていこう。
その過程で得られるものは、かけがえのない大切な経験であり、確実に私たちの力になるものだから。
来年は今年以上に貢献できるよう自身を会社を成長させ続けよう。