【重度訪問 給料】小さな訪問介護事業所とキャリアについて ②
2023/11/17
訪問介護は、実は経営学・マネジメントを学ぶのに最適だった?
まったくデータを考えず想像だけなので、信頼の低い文章です。
訪問介護から他業界に転職をして、順調なキャリアアップをされている方はどのくらいいるのだろうか。
そもそも、訪問介護という職業は、非正規労働者に支えられている傾向が強い。そのため、労働者の平均年齢も50〜60歳。正規労働者30%に対して、非正規労働者70%という割合だろうか。
さらに小さな事業所であれば20%:80%でもあり得るのかなと。
考えられる要素の1つとして、指定基準が関係していて訪問介護員が常勤換算で2.5人以上いたら良く、管理者とサービス提供責任者は兼務できるので正社員1人。正社員の訪問介護員1人。そして、非正規雇用の訪問介護員が3人いるとクリアできる。
人件費のコストを考えると、社会保障の負担の少ない非正規雇用者を増やした方が運営が楽なので、1人また1人と非正規雇用者が増えていくのだ。
みるみる内に、正規労働者2名、非正規労働者8名という構図が出来上がってしまう。
このような組織で順調なキャリアを築くのは難しいであろう。
特に障がい者の訪問介護事業所は、小さな事業所が多い印象なので、キャリアを考えてくれるところは少ないのかもしれない。
ケアベースこうのすけ名称改め、”ケアベースとなり”は、
他業界でも重宝される能力を身につけてもらえるよう環境構築している最中である。
人口減少社会において、役割の多様化とでも言えば良いのか。
ある時は、父親
ある時は、ヘルパー
ある時は、音楽家
ある時は、デザイナー
ある時は、演劇者 などなど。
時間を自由にコントロールできるようになれば、それを活かしていくつもの役割を創出することも可能である。
決して、転職してほしいと言ってるわけではない。
プロフェッショナルとは、仕事もプライベートどちらも充実させてこそだと考えているからである。
そのためには、福祉だけできれば万事良しとはいかないと考えているからである。
代表からしたら職員は自分のこどものような気持ちになる。
職員の未来を応援したいものなのだ。
人生とは選択・決断の連続である。
選択の幅を広げるためには条件があって、己を磨き続ける必要がある。
自己啓発とは少し違っていて、学習スキルを身につけて欲しいのだ。
経験学習やダブルループ。
仮説思考などなど。
簡単にいうと、まず行動してみる。そうしたら、必ず何かしらの結果が出る。その結果と目標やあるべき姿・なりたいイメージとの差を分析してみる。そうすると次のアクションをしてみる。
もし、次のアクションが思い浮かばない時には、内側に答えがないということなので、新しい知識や考え方ややり方をインプットする。そしたら、また動くことができる。
これの繰り返し。それだけ。
そして、訪問介護の仕事はこれの連続である。
理想の生活目標を設定し、それが実現するように日々ケアを行う。
ロボットではないので、何かしらの変化がある。それに応じた対応をする。
目標ーアクションー結果ー分析ー対応策ーアクションー結果
これらは、1人で行うことはできない。
1人の方を支えるのに、複数社、複数人で支援するのである。
チームケアが必要なので、おのずと、マネジメント力が必要となる。
この部分の成長を意識した環境を整えられれば、課題解決能力を身につけられるので、セカンドキャリアで管理職を狙うことは可能であろう。
そもそも、大前提として、”訪問介護”や”会社”で働きたいと思ってもらえないとですよね。
この辺りは、また次の機会にでも。